大舘に曲げわっぱを見に行こう 準備編

退屈で時間をもてあましているので、思いつきで大舘に曲げわっぱを見に行く事にしました。

今すぐ行こうと思ったのですが、楽天から色々な物が届く事になっている事を思い出し、思いたったら即出発は断念、無念・・・

その代わりにいつもの行き当たりバッタリな旅行と違い、今回は少しぐらい下調べをしてから行く事にしました。きっとこの方が勉強になるに違いないので、よかった良かった(*^ω^*)

大舘について

大館は秋田県北部、青森県との県境にある人口70,000人ほどの市で、四方を山に囲まれた大館盆地を流れる米代川を中心に広がっています。

稲作も盛んで米代川とその支流にはのどかな田園風景が広がり、お米以外にも、秋田犬、比内鶏、きりたんぽ、曲げわっぱ、天然アユが大館の5代名産品とされており、曲げわっぱの名産地らしく、市の木には秋田杉が指定されています。

せっかく遠くの大館まで行くので、本当は色々と見てまわりたいのですが、今回は大館曲げわっぱの一点突破で行こうと思います(あわよくば日本酒も・・・)。

大館市のウィキペディア

大館の曲げわっぱの歴史

大館の曲げわっぱの歴史は江戸時代に、水戸から秋田へ減転封となった佐竹義宣によってもたらされました。

秋田での支配体制を確立させていくにあたり、貧しかった領民の生活を安定させるために豊富な森林資源に目を付け、農民に年貢米の代わりに山から切り出した原木を納めさせ、下級武士に副業として曲げわっぱを作らせました。

こうして製品となった曲げわっぱは新潟や酒田、江戸に運ばれ売られていました。

山間部での曲げわっぱの歴史は江戸時代に豊富な森林資源に目を付け、貧しかった地域の産業(むしろ生業の一つ)としたというお話しが多いような気がします。

檜枝岐から大館への道のり

相変わらず遠いですなぁ・・・下道からだと黙々と運転し続けても10時間以上。去年、秋田青森方面に行った時は夕方に出発して新潟で仮眠をとったのですが、今回は一発で現地まで行きたいです。

行きは49号線から新潟に抜けて海沿いをのんびりと下道をドライブしつつ北上。帰りはその時の気分次第です。

荷物の到着を待って明日のお昼過ぎに出発して0時ぐらいに大館に到着。せっかくだから寄り道して不老ふ死温泉に行きたいというよこしまな気持ちも。

しかし、その場合は15:30までに現地に到着しないといけないので、明日の出発は絶望的。ただ、そうなってくると初日は夜の大館、みちのくの酒場をパトロール出来て一石二鳥。

どうしたものか。。

大館曲げわっぱ見学作戦概要

翌日は大館を徘徊しつつ店先に並んでいたりする曲げわっぱを見るかたちで、あわよくば、どのような形でも曲げ輪に携わっている方のお話を伺ったりしたいのですが、コミュニケーション能力に難のある自分では見学の予約をとったり、約束を取り付けたりといった作業は絶望的。

なので今回は製品をみて帰ってくるだけになりそうです。

大館曲げわっぱ販売店など

グーグル先生の地図で大館駅周辺で「大館」「曲げわっぱ」のキーワードにて検索をかけた結果です。

  • ㈱大館工芸
  • 有限会社 柴田慶信商店 大館曲げわっぱ展示館
  • 有限会社 柴田慶信商店
  • 大館曲ワッパ協同組合
  • 大館曲げわっぱ体験工房
  • 栗久 曲げわっぱ
  • 工房る わっぱ

と、北から順に7件ヒットしました。

どれも曲げわっぱに興味を持ってから良く耳にするような名前ばかりです、それがグーグル先生が反応しただけでも駅から2km圏内に7件もあるとは、さすが本場大館です。

とりあえず、上から順番にググっていきます。

㈱大館工芸社

色々な形のお弁当箱から、トロフィーまで沢山の商品を扱っているようです。本社ショールームで曲げわっぱの展示即売を行っているようです、また事前予約で工場の見学も行っていただけるようです。

標準的なお弁当箱の仕様は

  • 小判(小) サイズ: 180×110×50mm 容量: 490cc
  • 小判(中) サイズ: 188×120×58mm 容量: 640cc
  • 小判(大) サイズ: 208×130×60mm 容量: 750cc

大館駅から1.6km 徒歩20分 車で4分

営業時間は9時からで、ホームページのカレンダーを見ると平日は大体営業しているようです。

地図の一番北側にあるため大館工芸社からスタートするのもありか・・・

有限会社 柴田慶信商店 大館曲げわっぱ展示館

柴田慶信商店はよくインターネットで映像を見かけます。

もはやそこらかしこで売られている曲げわっぱを手にとれば、その殆どががウレタン塗装が施されている中、柴田商店は木が本来持っている殺菌効果など、白木の良さを残した昔ながらの曲げわっぱにこだわりを持つ。

柴田慶信商店のホームページをチェックしていると、柴田慶信商店秋田本店とわっぱビルヂングなる複合施設の中にも店舗があり、わっぱビルヂングの中の店舗が「大館曲げわっぱ展示館」でした。

この気になるわっぱビルヂングの柴田慶信商店ではどうやら曲げ輪作りの体験教室もやっているみたいです。

がっ、しかし!営業日をチェックしていると、とても気になるわっぱビルヂング店は29日臨時休業でした(涙)

これは日程変更も検討せざるをえません。

小判のサイズメモ

  • 小判(小) 容量: 400cc
  • 小判(大) 容量: 650cc

この他にも色々な形の弁当箱があります。

大館駅から歩いて3分、専用の駐車場も建物の裏手にあります。

有限会社 柴田慶信商店

上のわっぱビルヂング内の大館曲げわっぱ展示館にある柴田慶信商店の本店。29日も元気に営業です。

わっぱビルヂングから徒歩3分、駅からだと6分の好立地です。

そう言えば浅草にも支店があった様な気が。

商品を見るだけなら東京に行けば済む話なのでは・・・

大館曲ワッパ協同組合

東大館駅から800m、徒歩10分のところにある施設。

営業時間は10時から5時まで、土日祝日が休日。

曲げわっぱ作り体験をやっているようですが、ホームページにはその他の施設に関する情報が掲載されておらず謎の施設。

ギャラリーがあるのか、展示販売をやっているのか分かりませんが、曲げわっぱの製造業者8社が参加している組合なので最初に足を運んで情報を得るのもありかっ!?

大館曲げわっぱ体験工房

まずは大館曲げわっぱ協同組合に赴いてその周辺をまわってなんてのもありだなと考えていたら、大館曲げわっぱ体験工房はなにやら大館曲げわっぱ協同組合の施設でした。

場所も大館曲ワッパ協同組合の近く、駅から徒歩7分の場所にあり体験をこちらで行っているようです。

体験の方は一人からでも受け付けてもらえるようで、作品もパン皿、七寸盆、丸弁当箱の三つから選べます。

さらに嬉しいのが、少人数の場合は当日でも受け付けてくれるようです!自分のような行き当たりばったり気分で行動する人間にはとてもありがたいです!!

とは言ってもやっぱりこういうのは予約していくのが紳士の嗜みですよね・・・

栗久 曲げわっぱ(有限会社栗久)

ちょっと懐かしい感じのホームページが素敵です、昔ながらの掲示板が設置されており曲げわっぱの購入に関する相談など親切に対応して下さっているよう。

場所は大館曲ワッパ協同組合の近くにあり、店主の栗久俊二さんは組合の代表も務めておられます。

全国を渡り実演販売など行っておられるようで、家の近くでその技を目にするチャンスがあるかもしれないです。

ちなみにホームページのカレンダーを見ると当日は東京、神奈川への出張予定が入っていました(泣)

小判は

  • 小判(小) サイズ: 180×110×50mm
  • 小判(大) サイズ: 200×130×42mm

東大館駅から750m、徒歩9分の場所にあり、営業時間はホームページに記載が無かったというか、掲示板の2007年のログにはに9時から6時半とありました。

工房る わっぱ

るわっぱってなんや!?と思いながらホームページを見ていると、どうやらフランス語で男のわっぱ屋さんという意味で娘さんが命名してくれた名前とのことでした。

ご夫婦でお弁当箱以外にワインや日本酒のクーラー、ぐい呑みなどの酒器を作っておられます。もちろん酒器以外の作品もありますが、曲げ物の酒器には凄く興味があるのでとても気になる工房です。

小判メモ

  • 小判(小) サイズ: 150×90×45mm
  • 小判(中) サイズ: 180×100×45mm
  • 小判(大) サイズ: 190×105×45mm

大館駅、東大館駅どちらからも徒歩だと30分~40分ぐらい、自分の様に体力のある暇人には丁度いい散歩コースですが、現代人の方には車での移動がよさそうですね。

店舗があるのかは不明ですが、ワークショップを開催しているので何かしらあるのかな??当日は要チェックです。

グーグルマップですぐ見つけられなかった工房&店舗

大館には他にも沢山つくったり販売したりしている場所がありますが、ホームページが落ちていたり無かったり、パソコンに向う集中力が切れてきたりと、もうネットではらちが明かなくなってきたので現地での行き当たりばったりに身をゆだねたいと思います。

最後に一カ所どうしても気になった場所があったので忘れない為に記しておきます。

九嶋曲物工芸

ホームページが落ちているためどだすか大館のページを参照しました。

ページによると、九嶋曲物工芸のある岩瀬は昔「手作りのムラ」と呼ばれていたそうです。曲げわっぱの工房もいくつかあったそうですが、今は九嶋曲物工芸だけが最後の一件となりました。

自分が住んでいる檜枝岐もかつて林業と木工を中心に手仕事が盛んで、日本一の杓子村と呼ばれていた時代がありました。もちろん曲げわっぱも檜枝岐の生活を支えた手仕事の一つです。

日本にはいくらでもあるでしょうが、こうした話を聞くとどうしても気になって仕方ありません。

どだすか大館のページにある写真を見ていると凄く綺麗な作品をつくっておられ、是非拝見したいと思うのですが、いかんせん店舗を構えていないようなので、何処か他の場所で見る機会を伺う作戦で行きます(弱気)・・・

大館曲げわっぱ見物ルート

現地までは車で行くものの、自分は知らない町をただ歩くのが大好きです。

観光地ではなくても普通の住宅街を歩いているだけでも十分に満足できるぐらい町を歩くのが好きです。登山ガイドをやっていますが、正直な話、山を歩くよりも好きです。

なので今回は歩きで行ってみようと思いますが、そうなってくると大阪生まれで歩くのが早いとはいえ時間はかなり限られてきます、限られた時間を有効に利用する為今回は次のようなルートになりました。

まずは大館駅周辺にある柴田慶信商店の本店と、わっぱビルヂング行き、次は南北を羽州街道と並走する県道2号線を歩き東大館駅方面に向かいます。

駅からわっぱビルヂングに向う途中には素敵な映画館があるのですが、今回、立ち寄る時間はなさそうです。

街並みを楽しみつつその途中にある、いくと大館ショッピングセンター3階の大館曲げわっぱ協同組合の店舗に立ち寄ります。

いくと大館ショッピングセンターを出ると県道2号線をひたすら南下し、長木川を渡り東大館駅周辺へ。

ここでは大館曲げわぱ協同組合、大館曲げわっぱ体験工房、栗久の店舗をチェックし、次は東の秋葉山麓にある工房るわっぱを目指すのですが、ここで一旦大館駅に戻り車をとりに行きます。

車に乗ってるわっぱに行き、一応今回の目標達成となります。

今回は曲げわっぱの一点突破といいつつも、心にゆとりがあれば何処か見物して帰りたいです。。