登山初心者の方へ初めての尾瀬

群馬・福島・新潟・栃木、四県にまたがる尾瀬国立公園は尾瀬沼と尾瀬ヶ原を中心に、燧ヶ岳・会津駒ヶ岳・至仏山、三座の百名山を擁する国立公園です。 公園内には約65kmに渡って木道が敷かれ、コースの選択肢も幅広くあります。自分のレベルに合わせてルートをきちんと選び、それに合わせて準備を整えておけば、登山が初めてという方でも安心してハイキングを楽しむ事が出来る場所です。 かといって油断していると、普段運動をあまりされていない方がバテてしまっている姿や、春先の残雪期に転倒して怪我をしてヘリで運ばれていく姿を毎年のように見かけます。 そうなってしまわない為にも事前に計画を立て、体作りからきちんと準備しておきましょう。

尾瀬に行くのって大変なの?どれくらいの準備が必要?

今回は燧ヶ岳など山間部を除いた、尾瀬沼や尾瀬ヶ原に行く事を前提にお話しさせていただきます。まず尾瀬沼と尾瀬ヶ原は周囲を大体1,800~2,000mの山に囲まれた盆地状の湿地帯と沼地です。たどり着くにはどの入山口からでも一つ峠を越えなければいけません。標高は尾瀬沼が約1,660m、尾瀬ヶ原が約1,400mと少し尾瀬沼が高いです。たいした数字には見えないかもしれませんが、山岳医学の世界では1,500mから高高度と分類され何某かの影響があるとされているようです。普段から尾瀬に親しんでいる方でも、沼山峠の最初の登りでいきなり飛ばしていくと体が慣れるまで少し苦しそうにしています(私も一人の時に時々やります)。尾瀬に来る方々の様子を見ていると、重そうな荷物を担いで元気に歩く年配の方がいたり、大江湿原のベンチでぐったりしている若い方を見かけたり。尾瀬でばててしまっている方々を見ているとあまり年齢は関係ないように見えます(それでも子供は元気ですね・・・)。何が大事かというと、尾瀬といえども本格的な登山と同じように無理のない計画を立てて自分にあったペースで歩く事が大切です。そして、普段からなるべく歩く機会や運動する機会を作る事を心掛けて下さい。たとえ一週間前からでもエレベーターを使うのをやめてみたり、近場に買い物に行く時に歩いてみたり。微々たる運動量かもしれませんが、気の持ちようや心構えも大切です!初心者の方が初めて尾瀬を訪れても、マイペースで疲れを忘れて楽しく歩いていただきたいという考えから、私ども尾瀬檜枝岐浪漫紀行では個人のお客様向けには公募ツアーを行わず、プライベートツアーのみの募集となっております。

山登りが初めてで不安な方にもお勧め!
日帰り尾瀬沼周遊ツアー

前述にもありますが、尾瀬沼や尾瀬ヶ原に入山するのにはどの入山口からでも一つ峠を越えなければいけません。その中の一つ沼山峠からのルートは頂上から大江湿原までの標高差が約130mと僅かで、傾斜も穏やかです。木道が敷かれており、残雪の時期以外は道に迷う心配などもありません。そして何よりも素晴しいのは、人と自然が交錯しそこに生まれた尾瀬の風景と歴史を感じるのに相応しい場所である事です。今では当たり前のように使われている自然保護という言葉、実は尾瀬から生まれた言葉だと御存じでしょうか。釧路湿原のように雄大な景観や豪華絢爛な歴史的建造物がある訳ではありませんが、燧ケ岳や尾瀬を開山し、世の中に自然保護の概念を浸透させて尾瀬を守った人々の物語など、無形の宝物が尾瀬沼にはあり、初心者だけではなく山登り上級者の方にも是非一度は訪れていただきたい場所です。

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頑張って燧ヶ岳山麓一周
1泊2日・尾瀬沼~尾瀬ヶ原ツアー

初日は沼山峠から入山して白砂峠を越え尾瀬ヶ原の山小屋にて一泊。2日目は尾瀬ヶ原を散策し燧ヶ岳の北麓に開かれた、燧裏林道を抜けて御池を目指すコースで、二日間合計30km近く、あるいはそれ以上に及ぶ行程です。初日は峠を二つ越え、2日目の後半は燧裏林道の緩い傾斜が待ち構えています。ですが、初心者の方でも事前の体づくりを怠らなければ歩けるルートです。尾瀬沼の風情ある景観から一転し、尾瀬ヶ原のダイナミックな景観を楽しんだ後に、燧ケ岳の北麓に広がるブナの原生林を抜け、やがて針葉樹の原生林へ。そして最後に待つのはかつて燧田代群と呼ばれていた湿原達の間を抜け御池に至る、文字通り尾瀬の全てを満喫する為のボリューム満点なコースです。

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登山初心者の方へ

尾瀬国立公園は初心者から上級者まで幅広い人々に楽しんでいただける自然の中のテーマパークです。自分自身のレベルに合わせてハイキングや登山を楽しめ、また登山デビューされる方のファーストステップにも適した場所です。尾瀬檜枝岐浪漫紀行では、お客様1グループに専属のガイド1名がつき、ガイドツアー当日のペース配分、気象判断、工程管理、リスクマネジメントなど様々な面からお客様をサポートさせていただきます。お客様自身は安心して尾瀬を楽しんでください。尾瀬でお会いできる事を心よりお待ち申し上げます。

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